2012/03/23

Gadget-01 PC周りをクリーンに

目の前に並んでいるガジェットのいくつか。
今回のテーマは、以下の通り
  • コード類を整理する
  • コード類をダイエットする
  • ホコリや汚れと闘う
  • 雑菌と闘う



●コード類を整理する
いつから僕らはこんなにたくさんのコードと格闘しなければならなくなったんだろう。
装置が増えるたびに平均すると2本のコードが増える現状では、机上のコードをうまく制御できる人には憧れる。PC周りをDIYで固める人の最初の目的は、ぐちゃぐちゃなコードをスッキリさせることからはじまるのだろうなぁ、などと想像してしまう。
その昔、Next社のワークステーション(Black Cube)は、マウス→キーボード→モニタ→本体→電源コンセントまで、それぞれ1本のケーブルだけでつなげておけた(モニタに電源専用のケーブルなんてなくて、本体とのケーブルだけで信号も電力もまかなっていたんだ!)。20年も経ったのに、あのテクノロジーに追いついているサプライヤーが存在しないのは、いったいなぜだ。

嘆いてばかりじゃいけない。できるところから始めよう。

これは、電源タップと各種コード収納専用の箱。
電源タップ周りのごちゃごちゃを目隠ししながら、ほこりからも守ってくれる。
上からコードを出せるので、携帯電話や iPod なんかのガジェットの充電にも使える。
左のLタイプは6個口タップに適していると説明されているが、7個口でもいけるかもしれない。思った以上にサイズは大きい。
4個口用の小さめSサイズもある。色は黒と白の2つだ。

同様の機能の製品は他にもあって、私自身はBlue Lounge ケーブルボックス(ホワイト) The CableBox White BLD-CB-WTすっきり収納タップボックス ホワイト AKD-40も所有しているが、これらは統一していた方が見た目には美しいように感じる(だからといって、既に持っているものを破棄して、買い換えようとは思わない)。

ごちゃごちゃはタップ周りだけじゃない。
PCの後ろや足元のごちゃごちゃこそが憂鬱の原因であることも多いはず。
というわけで、結束バンドの登場になる。

で、この左のマジックバンドは、商品名こそ結束バンドではないけれど、スーパーお薦めの一品だ!
通常の結束バンドだと使い回しする際に外すのがメンドーだったり、専用のケーブルクリップは自由度が低かったりと、ずっと何年間も我慢して使っていたのだけれど、このマジックバンドに出会ってからそんな苦しみから解放された。
自分で必要な幅の分だけはさみで切って使うタイプなのでどんなにかさばったケーブル群でもOKだし、なんてったって、何度も使い回しできるのが嬉しい。ケーブルが増えたり減ったりすることは普通に起こることだもの。
黒だけじゃなく、白もあるので、机上の目に見える部分(USBケーブルや iPod のコード等)には白を使い、PC背後には黒を使っている。
今ではパソコン周りだけじゃなく、家じゅうのあらゆる機器のコード類スッキリ化計画にもっとも寄与している。
他の製品(ケーブルローラー、ケーブルクリップ、結束バンド、ケーブルチューブ等)に満足しなかった場合、一番に試して欲しい製品だ。


●コード類をダイエットする
ごちゃごちゃするのは、ケーブルが多いか、ケーブルが長過ぎるかのどちらかが原因の筈。

ケーブルの数を減らすには、ワイヤレスの活用だろう。
キーボードとマウス、ヘッドフォン、スピーカは Bluetooth 対応にすれば良いし、キーボードとマウスに限れば、2.4GHz 帯を使った製品は数多い。

PCに Bluetooth 機能が付いていない場合には、USBアダプタを準備することになる。
右の製品(Bluetooth 2.1対応)は、私の古い iMac でも動作した。マウスもキーボードも Apple の純正ワイヤレス製品を活用できている。

Bluetooth 対応のヘッドフォンやスピーカは、まだ価格が高いのが難点だ。低価格のヘッドフォンだと音切れが発生することがあるので、Amazon のカスタマレビューを参考にすると良い。

ネットワーク接続を今の時代、Bluetooth で済ませているツワモノはいないだろう。
Wi-Fi 対応のルータを準備しよう。

USBケーブルやイーサネットケーブルの長さについては、Amazon でなく、エレコムダイレクトショップで探すのが賢明だ。種類も多いし、Amazon よりも低価格なことが多い。


●ホコリや汚れと闘う
目立つ汚れは家庭用洗剤。
キーボードは年に1回、割り箸にぼろ布を輪ゴムで止めて、シコシコ掃除。
専用のキーボードカバーを活用するのもいいけれど、カバーだってスグに雑菌だらけになるので、これも綺麗にする必要がある(次の項目で説明)。

小さなホコリは、(エアダスターでなく!)ホコリ取り。ホコリキャッチャーなんて商品名が付いている。
エアダスターは、PC内部を分解した時にしか使わないし、普通に使うには費用対効果が小さいと思う。また、シリコンブラシは、小さなホコリには向いていないような気がする。

200~300円台のホコリ取りをいつでも手の届く所に置いておきましょう。


●雑菌と闘う
マウスやキーボードには雑菌がいっぱいだ。
キーボードカバーは汚れからキーボードを守ってはくれるけど、そのカバーの上に付着した目に見えない雑菌は野放し状態だ。

で、これもスーパーお薦めの一品。
その名は、消毒用エタノール
エチルアルコールを水で稀釈したもので薬局でも簡単に手に入る。
左の商品は、元々、手の消毒用なので、手荒れの心配もなければ口に入っても問題ない。

私の使い方は、マウスやキーボードやモニターに、このスプレーを吹きかけて、ティッシュで軽く拭きとるだけ。液晶モニター専用の製品だと、拭きとっても跡が残るのだけれど、これは一度のティッシュだけで大丈夫。
速乾性が高いのだ。

液晶モニターにエタノールを付けると液晶を悪くする、という情報もネット上にはあるのだけれど、私自身の経験では、モニターに何らかの異常を感じたことはない(ったって、私の個人的な、しかもたかだか20年くらいの経験なので、全然、アテにならないかもしれない)。Mitsubishi 製、iiyama 製、Dell 製、Apple 製、HP 製なんかのモニターで今まで、9タイプくらいのモニターに対しての感想である。
だけど、使用については自己責任でよろしく。

これには、詰め替え用もあるので、重宝している。