操作手順以外の制限事項なども…。
以下の説明で「デバイス」とあるのは、製品「Pogoplug デバイス」を指す。
内容のいくつかは「私の Pogoplug」から参照できる「ヘルプセンター」からの抜粋だ。
違う内容の場合は、私自身の使用経験から得られたもの。
- パソコンへのソフトウェアインストール手順
- デバイスを設置可能なネットワーク構成
- デバイス購入時のアクティベーション完了まで
- パソコン内のフォルダを公開する手順
- 複数のファイル/フォルダを共有
- 共有・公開するとダウンロードも可能となるが、参照だけをさせたい場合
- タスクトレイ内(タスクバー)のアイコンの色(黒とピンク)について
- パソコン内のフォルダを利用したアクティブコピーの前に必要なこと
- デバイスとは別のネットワークドライブをアクティブコピーの対象にできるか
- 新規にHDを追加
- デバイスに接続しているHDの取り外し
- 一度取り外したHDを再度、デバイスに接続した場合
- 「メディアの処理中です…」の際に行われていること
- マイコンピュータに Pogoplug ドライブを表示させる/させない
- [MacOSX] Pogoplug 環境設定の開き方
- [MacOSX] デスクトップに Pogoplug ドライブを表示させる/させない
- [MacOSX] デスクトップに複数の Pogoplug ドライブが表示された
- デバイスにHDを接続したのに「ドライブが存在しません」と出る
- 時々、勝手にサインアウトされ、ログインをうながされる
●パソコンへのソフトウェアインストール手順
- 公式サイトからインストーラをダウンロード&インストール
- アカウントがある場合は、既存のアカウントを登録し、リモートアクセスを許可するフォルダを選択
- アカウントがない場合は、新規にメールアドレス・パスワードを登録、「次へ」を続け、メールで届く内容をクリック後に、アクティベーションを「完了」
●デバイスを設置可能なネットワーク構成
- 既にインターネットに接続しており、空きポートがあるルータが必要/イーサネットハブ経由でもOK
- ルータのDHCPが有効であること
- ダイナミックDNSが有効であること
●デバイス購入時のアクティベーション完了まで
- 接続する外付けHDやUSBメモリーを準備しておく
- 商品を開封し、デバイス本体/電源ケーブル/LANケーブルを手元に
- パソコンで「私の Pogoplug」http://my.pogoplug.com にアクセス
- サイトの内容に従って作業を進めれば完了
●パソコン内のフォルダを公開する手順
- タスクトレイ(タスクバー)の Pogoplug アイコンから「環境設定を開く」
- 「リモートアクセス」タブで、「有効」とし、任意のフォルダを追加(フォルダの絵柄に+マークのあるボタンから)
- 「私の Pogoplug」サイトへ(タスクトレイでは、たんに「ウェブアクセス」という記述になっている)
- 左ペインから該当するコンピュータを選択し、任意のフォルダかファイルをチェックし、「共有(もしくは "Share")」ボタンを押下
- 「次へ(もしくは "Next")」ボタンを押下して、公開する相手のメールアドレスを入力
- 必ずメッセージ(もしくは "Message")欄へカーソルを移動させる
- 「完了(もしくは "Finish")」ボタンを押下
●複数のファイル/フォルダを共有
一度に指示できるのは、一つのファイルかフォルダのみ。
●共有・公開するとダウンロードも可能となるが、参照だけをさせたい場合
共有のオプションは通常では「表示&ダウンロード」か「フルアクセス」だけ。
Pogoplug Biz版を購入すると「ウェブ表示のみ」を選択できる。
●タスクトレイ内(タスクバー)のアイコンの色(黒とピンク)について
そのパソコンでリモートアクセスが有効になっていれば(=他からのアクセスが許可されていれば)ピンク、リモートアクセスが無効になっていれば黒。
リモートアクセスするフォルダが選ばれていなくても、有効になっていればピンク。
リモートアクセスの有効無効は、タスクトレイ(タスクバー)から「環境設定」の「リモートアクセス」タブで指示する。
●パソコン内のフォルダを利用したアクティブコピーの前に必要なこと
コピー先かコピー元に(デバイスのHDでなく)パソコンを指示する場合には、そのパソコンのリモートアクセスが有効で、そのフォルダか上位のフォルダがリモートアクセスの対象になっていなければならない。
アクティブコピーのコピー元やコピー先で選択できるフォルダは、デバイスに接続されたHD内のフォルダか、リモートアクセスを許可されたパソコン内のフォルダだけだから。
●デバイスとは別のネットワークドライブをアクティブコピーの対象にできるか
可能。
ただし、いずれかのパソコンでそのネットワークドライブをリモートアクセスの対象フォルダとして追加した上で、そのパソコンの電源を常時ONにしておかなければならない。
●新規にHDを追加
HDを Pogoplug デバイスに接続するだけ。
HD内にファイルが入っていれば、勝手に「メディアの処理中…」が始まる。
●デバイスに接続しているHDの取り外し
- 「私の Pogoplug」へ
- 左ペインの Pogoplug デバイスに接続されたHD名称横のイジェクトマーク(上向き三角形)をクリック
- 「はい(もしくは "Yes")」を選択。
- 何かしらの処理が行われている間、少し待たされる
- OK画面が表示された後に、デバイスに接続されたHDのUSBケーブルを外す
●一度取り外したHDを再度、デバイスに接続した場合
- 「設定」→「一般設定」でHDの名前を変更できるが、変更前の名前に戻る
- インデックス化やメタデータは再作成される
●「メディアの処理中です…」の際に行われていること
新たにHDが接続されたり、Pogoplug ドライブを使って大幅なファイル操作が行われた後には、自動的に何らかの処理が行われる。
「私の Pogoplug」→「設定("Settings")」→「メディア設定」で、一切のメタデータを作らない設定にしていても、以下の処理が必ず実行される。
- すべてのファイルのインデックス化(ファイルの種類、サイズ、作成日など)
- 音楽ファイルの情報のインデックス化(アーティスト、ジャンル、アルバム)
- 画像ファイルのタイムラインの作成
- 動画ファイルのタイムラインの作成
また、サムネイルの作成は「しない」設定にできるが、タイムラインは必ず作成される。
●マイコンピュータに Pogoplug ドライブを表示させる/させない
- タスクトレイ(タスクバー)の Pogoplug アイコンから「環境設定を開く」
- 「ドライブ情報」タブ内の「Pogoplug ドライブを有効にする」のチェックをオンオフ
- 「各 Pogoplug ドライブ別に表示する」をチェックすると、HDごとに1つづつのドライブレター("P:"のアルファベット部)が割りつけられる。既に使用済みのドライブレターが割りつけられる
●[MacOSX] Pogoplug 環境設定の開き方
通常使う「システム環境設定」の中に、Pogoplug がある。
タスクバーのアイコンの「Prefences」でも同じ。
●[MacOSX] デスクトップに Pogoplug ドライブを表示させる/させない
Mac 用のクライアントソフトも日本語化されたため、Windows 版と同様の操作となった。
●[MacOSX] デスクトップに複数の Pogoplug ドライブが表示された
Mac 用のクライアントソフトも日本語化されたため、Windows 版と同様の操作となった。
●デバイスにHDを接続したのに「ドライブが存在しません」と出る
HDエラーが考えられる。
対処は以下の手順で。
- HDがマニュアルで電源OFF可能ならば、そのままの状態で電源OFF/そうでない場合は、Pogoplug デバイスの電源をOFF(=電源を抜く)。
- Pogoplug デバイスとHD間のUSBケーブルを外す
- 別のパソコンに接続するなどして、ディスクのエラーチェック、あるいは修復作業
- Pogoplug デバイスに通電
- 緑のランプになってから、修復したHDを接続
●時々、勝手にサインアウトされ、ログインをうながされる
仕様通り。
ブラウザのキャッシュをクリアしたり、ソフトウェアがバージョンアップ(自動)されたりした場合には、サインアウトされる。
既存のアカウントでサインインする場合でも、リモートアクセスを許可するフォルダを尋ねてくるので、注意が必要。